台風に備える
今日は最後の殺菌剤の散布をすることになっていて、集合時間に園に行ってみると、すでに作業が始まっていました。農家さんは本当に朝が早い!
先月の台風?大風の日に曲がったフレームを外して、万力で伸ばしていました。農家の方は何でも道具を持っていて、見事に器用に伸ばされていました。また台風で曲がらないように残りのビニールをはがしてしまおうということになり、棚は全部丸裸となりました。
あとは落葉を待つだけということ。11月か12月に伸びた枝の半分を切り戻すようです。せっかく伸びたのに半分もと思いますが、そのほうが来年よく伸びて、その後の収穫にもいいようです。
今後は雨ざらしとなってしまうので今回は念入りに散布しました。べと病や黒とう病やいろいろあるのですが切り戻すから問題ないと言い聞かせながら丁寧にやりました。
部長さんと呼ばれるヘビースモーカーのおじさんがたばこ吸いながらやってきて、よく育ったとひとしきり褒めてくれました。現役のころは工務店のようなことをしていたようで、この方も何でも自分で作ってしまう人です。本当に農家のおじさんは手作りが得意。代用とか応用がきくというか。
昔聞いたことがあるのだけど、百姓って百の性、仕事をしていたとか。それすごくわかる。
クセ強めの人が多いのだけど、みんな働き者でいつも違う仕事や作業をしてる。季節が変われば作るものも変わるからかな。
これからの時代は農家さんだけでなく、一般人もいろいろなことができないと生き残れない世の中になっていくようなきがします。
それは大変なことっていうより、楽しいことかもしれませんね。
出来ることが増えるということですから。