Written by Nekomura

ブドウ園のお客様

GRAPE LIFE

最近よく昔のことを思い出します。

小さい頃に行った祖母の家の近くの海のことや、高校生の時のバイト仲間のこと、受験のこと等など。

もう死んでしまった人もいるし、今では何をしているのか消息不明の人も。

案外どうでもいいことを覚えていて、なぜそのことなのか不思議です。

これまで幸せだったかなと思い返してみると、まあそこそこ幸せだったかな。

何もなく順調だったかといえば、両親は早く他界、親戚に育てられて受験に失敗して浪人し、Iターンで地方に移り住んで知り合いのいないところで結婚したりと、いろいろあったわけで。

それでも不思議と幸せな記憶が残っているのは、人には過去を美化してしまうような習性があるからではないかと。

よく問題を起こした人が時間が経つと正当化してしまうようなそんな感じににてるのかな。

例えば80歳になった時に、50歳の時に奮起してゼロから起業して失敗したことって人生を豊かにした経験のひとつになるかもしれないし、大変だったけど65歳まで仕事を続けてその後は畑が趣味にみたいな人生でも、65歳までよくがばったなって誇らしく思うはず。

結局どちらを選んでもいい人生になるのなら、やはり楽しそうなことに挑戦するほうが我慢して続けることより命が輝くような気がしますね。結果選んだことがしんどくても失敗しても、自分が決めたことだから後悔はないような気がします。

やめることも続けることもどちらも勇気がいって、どちらもラクではないとき、実は今がそうかもしれませんがいつまで悩むか決めるのもいいかもしれません。

それでも答えがでなければ、今ではないのかもしれないし、どうしてもやりたいことなら必ずできる時がくると思います。今と状況が変わることってよくあることです。

ブドウの話もそうでした。本当にできるのか、決めるまでは難しいかなと思っていました。こんなに協力者がいるとは思わなかったし、経験もなく体力もお金も心配、暑いのも寒いのも虫も苦手。

決めてからは今のところ後悔は全くなく、数年後の収穫を楽しみにせっせと畑に通うのが生きがい(現実逃避?)になってます。

ところで虫は苦手なのですが、カエルちゃんは大丈夫なんです。お客様と呼ばせていただいております。ブドウ園には他にもキジやカラス、コガネムシやそれに似た虫がたくさん来られます。

みんな必死で生きている感じです。