野菜は楽しい
最近、色のきれいなカブが増えてきました。
今風だなとも思うのですが、作ってみるとこれがとてもとても楽しい。キュウリやトマトと違って収穫するまで土の中にあって見えないので抜く時のドキドキ感、そしてやはり切った時の色鮮やかな美しさに感動してしまいます。
紅芯大根が40日ほどで収穫できそうだったので、試しに育ててみたところ、簡単にできてとにかくきれいなのです。
こんなきれいなカブが素人でも初めてでもできてしまうことがすごい!
すっかり味をしめて他の映えカブも植えてみようと種探ししています。40日というのがまたいい。長くもなく短くもない。ラディッシュというのかな、二十日大根も植えてみましたが30日はかかりますがサラダがとにかく明るくなります。カブのいいとこるは葉っぱも食べられて、多少ピリッとしますが味に癖もなく、人に差し上げても喜ばれること。
野菜を自分で育てるようになって、よく野菜を食べるようになりました。そして大事に食べるようになり、たくさん採れたら知り合いに差し上げられるようなりました。これをみんなでやったら、畑仕事で体も動かすし、野菜の栄養で元気に健康になって、人とのつながりもできてといいことばかりだなと思います。
昔の人たちはそうやって暮らしてきたことを思うと、今より豊かだったのかもしれません。
誰が言っていたのか思い出せないのですが、人は耕す人と耕さない人がいるそうで、耕すことは食につながっていて余計な事は考えられなくなり、争いがなくなるとかそんな話でした。
確かに、畑仕事をしている時は作業に集中していて何も考えていないような気がします。何より食べるものを自分で作っているという感覚が嬉しすぎて楽しすぎて本能が喜んでいるのを感じます。
虫嫌いの私にとっては、涼しくなり虫が減っていい季節になりました。今日は草刈りとまたカブの種まきをしました。小さな畑には、ニンジンやキュウリ、ナス、ツルムラサキ、オクラ、赤かぶ、シソ、ミニトマトなど、もう終わりかけの野菜もあるのですが、二人で食べるにはちょうどいい収穫量でした。