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夜桜とスマホと、娘のこと

昨日とおととい、ちょっとした出来事がありました。

娘が、井の頭公園の池にスマホを落としてしまいました。

夜のことだったので、管理の方もおらず、私とも連絡が取れない状態に。
ひとりではどうにもできない状況だったと思います。

それでも娘は、古いスマホでなんとか連絡手段を確保し、
お友達に助けてもらいながら会社へお休みの連絡を入れ、
翌日には定期券の払い戻しやSIMの購入まで済ませていました。

LINEも電話も使えない中で、
PayPayやインスタのメッセージを使って、どうにかやり取りしました。
そんな手段があったのかと、私も勉強になりました。

実は娘は少し不器用で、
忘れ物や失くし物も多く、いわゆる「しっかり者」ではありません。
親としては、心配になることも多いです。

今は離れて住んでいるので、
困ったときにすぐに助けてあげられないことは、やはりつらいものです。

でも今回のことで感じたのは、
不安な状況の中でも、どうにか乗り越えられるのだということでした。

そして何より、そばにいてくれるお友達の存在です。

困ったときに手を差し伸べてくれる人がいること。
一緒に考えてくれる人がいること。

それがどれだけ心強いことか、あらためて感じました。

娘は今回、かなり落ち込んでいました。

夜桜の写真を私に見せようとして、
少し無理をしてしまったこと。
その結果、大切なスマホを失くしてしまったこと。

「もう二度とお花見はしない」と言うほどに。

でも、きっとそれも含めて、ひとつの経験なのだと思います。

去年はお財布を落として、今年はスマホ。
そして今は、「大事なものは全部首から下げる」と言っています。

そうやって失敗しながら、
少しずつ自分のやり方を見つけていくのでしょう。

親として願うのは、完璧であることではなく、
転んでも、ちゃんと立ち上がれる人であること。

そして、困ったときに助け合える関係の中にいること。

それが確認できた今回の出来事は、
私にとって少し安心できる時間でもありました。

夜桜はゆっくり見られなかったけれど、
それ以上に、大切なものを見せてもらった気がします。

落とした翌日には、公園の管理の方に網を借りて探したそうです。
その様子を想像すると、思わず笑ってしまいます。

娘が無事なら、それでいいのです。

nekomurabudouen

農家を目指す、今はまだ兼業農家。大学卒業後Iターンで地方移住。10aのブドウ畑でシャインマスカット、クイーンニーナなどを栽培しています。体力なし、虫嫌い、暑いの苦手。何とか人の手を借りて楽しく農業しています。静かで豊かな田舎暮らしのこと、保護猫との暮らしの様子などを紹介しています。

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